フラッグフットボール公式ルール−わしら同志会の体育実践−    


 同志会内外を問わず、学校体育の現場ではブームのようにフラフトがあちこちで行われている。私も短大で、女子の中に一割の男子学生という変則な集団の授業ながら男女共修フラフトに取り組んで2年目です。授業をするに当たり、正式ルールに則ってと思い、協会に問い合わせて大会を見学したり、審判講習会に出かけてきた。その中から授業では、実状に合わせ若干の修正を加えた「MYルール」で行っている。どの学校でもルールに修正を加えてやる方が望ましいものの、教える側としては、正式ルールを知っておいた方が良いのでは?との思いもあり公式ルールを示すことにする。

@コートの広さは、左図の通り。ゲーム開始は、左図でいうと▲のところの線から、上向きに攻めていく。ボールを置く位置は常にコート真ん中の波線のところになる。
Aメンバーは5人対5人で、メンバーチェンジは自由。
B3回の攻撃で、ハーフラインを超えるか、エンドゾーンまでボールを持ち込まなければ、攻守交代となる。(パスを相手に直接キャッチされれば即座に攻守交代)
Cプレー開始の時、最初にボールを保持しているのがセンター。ボールを地面に設置させ、停止後股の下からボールをQB(クォーターバック)を渡す。
Dボールを受け取ったQBは、そのまま直接のランニングプレーは禁止。(大きく違うところだが、キッズルールではOK)
Eボールを受け取ったQBは、7秒以内にパスを投げるか、手渡ししてボールを手から離さなさなくてはいけない。
Fプレーとプレーの間の作戦タイム(ハドル)は30秒以内で行うこと。
Gフラッグを取りに来た守備の選手に対し、ぶつかりそうになったときは攻撃側によける義務がある。
Hボール保持者の味方選手を守るため、手を広げたりのガードで、守備側の選手の進路妨害は禁止。(根本的に同志会流とは違う。タッチフットボールは多分OK)
Iフラッグを取られないようにとか、フラッグを取るために、ダイビングしたり180度以上の回転は禁止する。
J最初にボールの置かれた地点より中に入って、フラッグを取りに行ける選手は、セットの段階で、ボールの地点から6ヤード離れた位置に立っていた選手のみとなる。または、QBから別の選手にボールが渡った後なら誰でもかまわない。
K攻撃の時、ボールが置かれたところが、ハーフラインやエンドゾーンの手前5ヤードライン内(ノーランニングゾーン)では、ランプレーは禁止される。(左の図では網掛けの部分内)
Lタッチダウンは6点、タッチダウン後に、エキストラポイントというボーナス点を取りに行ける。エンドゾーン手前5ヤードラインからだと、パスプレーのみでタッチダウン成功すればもう1点。15ヤードからを選択すればラン&パスプレーどちらでもよくて成功すれば2点。

コンパクトにまとめたが、実践との相違点が鮮明に出たのか?不明なのかも私にはわからなくなってしまいました。公式ルール講習会的なものと実技をセットして行うことが出来れば、本物のおもしろさを、もっと伝えることができると思う。


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